主な内容
よくわかる民法改正 選択的夫婦別姓&婚外子差別撤廃を求めて
著者名 民法改正を考える会(犬伏由子・打越さく良・大澤容子・大谷美紀子・折井純・金澄道子・金塚彩乃・榊原富士子・坂本洋子・棚村政行・二宮周平・道あゆみ・吉岡睦子)
A5判 価格 800円+税(2010年 朝陽会)
〔帯から〕
「待ちに待ったチャンスがとうとうやってきた。今まで民法が改正されなかったほうがふしぎ。これを読めば、「抵抗勢力」を論破できる! 法律家やジャーナリストが熱い思いを傾けて世に送る緊急出版」——上野千鶴子(社会学者)
出版当時の熱い思いは、現在も“夫婦別姓訴訟”に引き継がれている。そうそうたるメンバーが様々な専門分野から問う! 「民法改正なぜやらない?」
〈目次〉
はじめに
1 法制審議会の議論と答申
2 選択的夫婦別姓(選択的夫婦別氏)
3 通称使用
4 女性の再婚禁止期間
5 婚姻適齢
6 婚外子の平等化と相続分差別
7 国会の動き
8 裁判の流れ
9 弁護士会の取り組み
10 国際的な動きと日本
11 国連の動き(各種人権委員会からの勧告) おわりに
●Q&A...打越さく良
●コラム・当事者の声 資料編
民法の一部を改正する法律案要綱(法制審議会答申) 民法改正法案提出状況 選択的夫婦別姓に関する内閣府世論調査の比較 選択的夫婦別姓に関する各紙世論調査 各種国家資格における旧姓使用状況 家族と法をめぐる問題の年表