主な内容
関係する公刊された裁判例を全て網羅!
全93の裁判例をもとに、実務運用のあり方を提言
●関係する裁判例を網羅
面会交流の実施等が争点となった親権者・監護者変更、子の引渡請求事件のほか、審判前の保全処分、間接強制、渉外、慰謝料請求など、面会交流に関係する93の裁判例を年代順に配列し、事実関係と審判・決定理由の要点を解説。
●裁判例の分析と問題点の提起
全体像を把握しやすいよう、全裁判例を類型化し、詳細に分析。
現行の面会交流実務に潜む問題点を指摘。
●「子の利益」を確保するための面会交流を展望
心理学・社会学・精神医学・精神分析学・民俗学・宗教論・文化論等の知見を広く取り入れた、「日本の子育て文化に適応した方法と形式での、当事者の納得の上での面会交流」への指針を示す。