主な内容
「平成財政史」は、財務省の行政事績を政策分野別に期間を区切って編纂した史録であり、その編纂・刊行は、財務行政の正確な記録を残し、財務行政の企画立案及び一般の学術研究の参考の用に供することを目的としています。本書は、現在までに明治、大正、昭和を6期間に分け刊行されてきた「財政史」シリーズの第7次シリーズに当たり、平成24年に刊行が始まり、今後、順次全12巻が刊行される予定です。今回の第10巻は、財政投融資・国有財産の資料編として、資金運用審議会や国有財産中央審議会で使われた資料の中から史料価値の高いものを掲載しています。財政投融資や国有財産の今後の活用や、財政再建をめぐる議論にも有益な史料を多数収録。