主な内容
わが国フードシステム研究を牽引してきた著者が、これまでの研究を俯瞰し、新たな研究方向を指し示す。サプライチェーンからバリューチェーンの構築、農商工連携から医福食農連携、そして地域イノベーションとプラットフォームという展開への道筋を提起する。
【主要目次】
序 章 私の辿ったフードシステム研究と新たな方向
第部 フードチェーンをめぐるイノベーションと研究課題
第1章 フードチェーンと地域再生
第2章 6次産業化・農商工連携とフードチェーン―論理と検証
第部 医福食農連携とフードシステムの革新
第1章 医福食農連携とフードシステム―超高齢社会における配食サービスと福祉
第2章 超高齢社会に おける配食サービスと福祉の統合
第3章 医福食農連携の戦略とフードシステムの革新
第部 清酒業における農商工連携とフードチェーン
第1章 清酒をめぐるイノベーションとバリューチェーン
第2章 酒造用原料米をめぐる戦略的課題―日本酒造組合中央会の研究会報告
第3章 フードシステムと酒造メーカーの経営戦略
第4章 清酒のバ リューチェーンと農商工連携
第部 バリューチェーンの新展開
第1章 1次産品の価値を生かしたバリューチェーンとフードシステム
第2章 紀州南高梅と市田柿のバ リューチェーンと戦略的課題
第3章 中小ワイナリーの統合化戦略とビジネスモデル
第部 斎藤修・研究業績