主な内容
序 章
第1章 イントロダクション
背景
TEビジネスモデル
TE規制モデル
TEはどのように動作するか?
すべてのプレーヤーは自律的に行動する
TEシステムのアーキテクチャー
すべてのモノのインターネット
電力システムの変化に対するTEの応答
TEへの進化は避けられない
本章のまとめ
本書の構成
第2章 エネルギー取引のビジョン
2.1 背景
本節の概要
スタッブハブはどのように機能しているのか
本節のまとめ
2.2 プロセス:入札、取引、受渡
本節の概要
TEにおける入札プロセス
エネルギーと輸送を購入・販売するプレーヤー
2つの商品:エネルギーと輸送
TEプラットフォーム
本節のまとめ
2.3 先渡し取引とスポット取引
本節の概要
大規模電力生産者と需要家の投資に関する意志決定
小規模な生産者や需要家の投資意志決定
運用上の意志決定
本節のまとめ
2.4 エネルギー輸送
本節の概要
輸送容量の制約とエネルギー損失の管理
輸送についての先渡し定量契約とスポット取引
電力システムにおける地点効果の重要性
民間電力会社が抱える問題にTEが与えるソリューション
電力システムの管理
本節のまとめ
第3章 3本の柱:システム、接続、プロトコル
3.1 TEシステム
本節の概要
取引システム
物理システム
規制システム
本節のまとめ
3.2 接続
本節の概要
スマートメーター
インターネットへの接続
ワイヤレス(Wi-Fi)
スマート家電
本節のまとめ
3.3 プロトコル
本節の概要
商取引を支える標準とプロトコル
誰が電力システムの標準とプロトコルを決めるのか?
SGIPとは?
TeMixプロトコルの利用
TeMix商品
TeMixプロセス
取引は物理的な地点に関係する
入札と取引の通信
本節のまとめ
第4章 我々が直面するチャレンジとチャンス
4.1 風力・太陽光発電の系統連系
本節の概要
TEにより消費が風や太陽のある時間にシフトする
TEによりエネルギー貯蔵が促進される
TEにより送配電効率が高まる
本節のまとめ
4.2 エネルギー貯蔵の系統連系
本節の概要
エネルギー貯蔵技術
エネルギー貯蔵の送配電における利点
先渡し入札を利用したエネルギー貯蔵の運用
本節のまとめ
4.3 住宅と商業ビルの統合?
本節の概要
TEモデルでは、需要家の投資はよりスマートになり、よりリスクは低くなる
投資の協調
需要家はよりスマートな運用判断を下す
スポット取引により、電力経済システム全体の運用上の意思決定が協調される
本節のまとめ
4.4 分散型エネルギー資源(DER)の統合
本節の概要
現状のDERの課題
DERが送配電の必要性を変える
本節のまとめ
4.5 マイクログリッドの統合
本節の概要
TEモデルは拡張可能である
本節のまとめ
4.6 電気自動車の統合
本節の概要
電気自動車の蓄電池は需要家に近い
TE先渡し入札を用いた電気自動車の運用
本節のまとめ
4.7 信頼度の維持
本節の概要
本節のまとめ
第5章 なぜ「取引可能な電力」なのか?
5.1 効率性の向上
本節の概要
効率化(省エネ)効果は、投資と運用の両者によってもたらされる
先渡し取引により、建物所有者は節約をロックインし、リスクを削減
スポット取引により、需要家が不意への対処を可能に
本節のまとめ
5.2 さらなるイノベーション
本節の概要
本節のまとめ
5.3 より高い公平性
本節の概要
カリフォルニア州は公平な料金を保証
低所得者補助金
本節のまとめ
5.4 より高い透明性
本節の概要
入札および取引に関するデータ
本節のまとめ
第6章 いかにしてTEモデルへ移行するか
本章の内容
6.1 州議会の意思決定
本節の概要
TEへの移行戦略
本節のまとめ
6.2 ステークホルダーへの影響
本節の概要
民間電力会社への影響
需要家への影響
既存プレーヤーの変化と新規プレーヤーが担う役割
本節のまとめ
6.3 ロードマップ
本節の概要
TEロードマップ
ロードマップ各段階における2つのカテゴリー
本節のまとめ
6.4 管理委員会
本節の概要
カリフォルニアの海洋保護エリアのネットワーク
選挙区改定委員会
TEへの移行を円滑に進めるための組織の構築
本節のまとめ
第7章 著者紹介
スティーブン・M・バラガー博士
エドワード・G・カザレット博士
