主な内容
元産経新聞論説委員の平山一城氏が、私立大学の発展に尽力したリーダーたちを取材しながら、その生き様や高等教育への在り方を考察した第一弾。90歳を目前にしてなお意気軒高な学校法人文化学園理事長の大沼淳(おおぬま・すなお)氏は、人事院の文部省担当を経た後、若くして同学園の運営を任され、世界中の学生がファッションを学びに来る学校に発展させた。大沼氏の生まれ育った環境や政界・経済界の要人ともつながる豊富な人脈、人を惹きつける人間的魅力にも焦点を当てながら、今後の高等教育が進むべき道を見出すヒントを与える。