主な内容
本書は,簿記の初学者を対象にした入門書です。
本書のねらいは,簿記の基本をしっかりと理解することです。
そのため、本書には以下の特徴があります。
全体を40項目の細かい区分に分けて,段階学習しやすいようにしています。
各項目は,原則4ページにしてコンパクトにまとめました。
各項目で学習目標を明示しています。
各項目では,基本的な原理・処理を中心に説明しています。特に簿記の基礎である第2章(簿記一巡)の説明と演習に,全体の65%を割り当てています。これは、基本構造が理解できれば、新しい経済事象に直面しても応用できるという考え方にもとづいています。
各項目の学習時に全体の中での位置づけを意識できるように配慮しています。
第2章以降では,問題演習も取り入れています。