主な内容
暗号理論学者が説く仮想通貨、デジタルマネーが発展してきた背景と取引の仕組み
2015年に刊行された“Tethered Money -Managing Digital Currency Transactions”(Elsevier)の日本語訳
本書では、ビットコインの分裂や投機的性質(価値の不安定性)がいち早く予見されていた。 「不換通貨や金との客観的交換価値がないという事実からいえば、通貨としてのビットコインが完全に破綻する、あるいはその価値がいつまでも安定しないというリスクがあることは覚悟しておくべきだろう」〜本文より
●貨幣とは何なのか? テザード・マネー(用途が限定された貨幣)の概念と取引の仕組みとは? ブロックチェーンのセキュリティ……これからの貨幣経済を読み解くためのヒントが満載
●日本語版では監訳者による経済学的序論を収録し、乱高下を重ねる暗号通貨の価格形成モデルについて解説
Mt.Gox事件やCoincheck事件を経て、ビットコイン等の仮想通貨はどこへ行くのか!?