環境白書、循環型社会白書と生物多様性白書を加えた３つを統一したテーマのもとにまとめた報告書。「緑の経済と社会の変革」の背景と考え方も踏まえ、環境問題と密接に関係している経済活動について掘り下げ、これからの環境と経済の健全なあり方を考察しています。
また、各地で取り組まれている様々な環境対策で、多面的な効果を発揮している技術や、一つひとつの取組が結びつき、連携することによって、大きな力となっている例を幅広く紹介しています。

第１部 総合的な施策等に関する報告

　 地球環境の健全な一部となる経済への転換の必要性や、わが国が、環境と経済が持続的に発展する社会を作り、世界をリードできる国であることを論じ、環境の価値を的確に経済に反映させることで、環境と経済の基本的なあり方として、両者が互いに助け合う形を目指すことが重要であると述べています。

第２部 各分野の施策等に関する報告

　 各分野の施策等に関する報告の他、 循環型社会の形成と生物の多様性の保全等については、それぞれ「循環型社会白書」、「生物多様性白書」として、重点的な記述をしています。

環境省では、白書の内容を広く普及し、より多くの人々に環境配慮や環境保全のための取組を進めていただくため、全国９ヶ所で「白書を読む会」（白書説明会）を開催します。