主な内容
特集 ; 「高齢犯罪者の実態と処遇」
最近の刑法犯認知件数は、5年連続で減少しつつあるのに対し、高齢者による犯罪は増加し続け、検挙人員に占める高齢者の割合が上昇傾向にある。
本白書では、高齢犯罪者問題の実態に迫るため、詳細な統計資料の分析と実証的な調査を実施し、より掘り下げた分析を行うこととし、特別調査として、有罪の裁判を受けた高齢犯罪者の実態調査を行い、この調査結果を基に高齢犯罪者の実態と背景・要因等を検証・考察することとした。併せて、高齢犯罪者に対する施設内及び社会内における処遇の実情を紹介するとともに、海外の高齢犯罪者の動向や高齢犯罪者に係る司法制度等も概観し、今後の議論に資することとしている。
本白書が、高齢者犯罪に対する理解を深め、その対策を検討・研究する際の資料として広く利用されるとともに、国民一人一人が高齢犯罪者問題への対処のため何が必要かを自らの問題として考え、地域社会の中における高齢者による犯罪の防止や、高齢犯罪者の更生のため、様々な取組を進める過程において、少しでもお役に立てればと願うものである。
- はじめに 抜粋 -













