主な内容
平成28?30年度の東社協中期計画においては「福祉人材対策と地域の担い手づくり」を重点事業の一つに位置づけ、平成28年10月に東社協会員福祉施設・事業所(2,644か所)を対象に「質と量の好循環をめざした福祉人材の確保・育成・定着に関する調査」を実施しました。調査実施にあたっては、高齢、障害、児童、保育等の業種を横断し、また、「施設長」、「指導的職員」、「初任者」、「実習生」の4つの層を縦断する調査設計としました。
本書では、第一章に「調査結果をふまえたポイントおよび調査結果の概要」、第二章では「調査結果をふまえた福祉人材の確保・育成・定着の促進にかかわる提言」を掲載しております。そして、第三章では資料編として調査結果から見えてきた内容を「確保」「定着」「育成」「望ましい成長イメージ」として紹介しています。
本書が、質の高い福祉サービスを提供できることが、定着と確保に結びつく「質と量の好循環」を福祉業界全体で促進していくためのきっかけとなることを期待しております。