主な内容
本書が取り組のは、6次産業化の進展に伴う加工食品輸出の意義と現段階、取引条件の解明、およびマーケティング戦略上の課題解明、輸出先国の貿易制度、表示・認証制度問題、および輸出先国における機能性加工食品等の新たなニーズ把握である。これらの課題に対して、食料流通学、農業経営学、農業市場学,フードシステム学といった社会科学分野から多様な研究者が、豊富な現地実態調査と経験データによる実証分析、および理論分析を行っている。さらに、機能性食品開発と輸出展開について、機能性工学分野から展望することで、自然科学的視点を補強している。