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緘黙の少女 親権代行者の記録

定価: 1,100円(1,000円+税)
著者名:八塩弘二 出版社:雅粒社

品切・絶版

ISBN 4-9901388-0-5
発行日 2002年11月01日
判型 新書
頁数 952

主な内容

緘黙の少女―親権代行者の記録– (2002/11/20 (雅粒双書)
著者名:八塩 弘二(弁護士)

児童虐待はなくならない。それは2002年の本書発行時から、何も変わらない。
この本は、虐待を受けていた「話すことができない(緘黙の)少女」と八塩弁護士が出会って6年余の物語。
親代わりとなった弁護士が子と親の絆を取り戻すべくどう動いたのか。それを知ることで回りの大人や児童相談所のあり方も問われていく。

本書には、故・奥平康弘東京大学名誉教授の解説「物語るということと守秘義務と」が付されている。
守秘義務を持つ弁護士が語ることの難しさと、それを超えてなお「語らねばならない理由」を次のように伝えてくれる。

「物語というものは、個をつうじて人に感動を与え共感を呼び起こしつつ、…背後にある奥深いなにものかに触れさせるという、魅力があるのだ」

〈目次〉
解説 物語るということと守秘義務と 奥平康弘

はじめに
プロローグ●緘黙の少女
強力緊急の法的処置をとってほしい!
第1章 親権喪失申立事件
弁護団結成。準備に入る
主治医の陳述書
家裁への申立て
審判前の保全処分決定(仮処分)
第2章 親権職務代行者
一時保護
母との面談
母との約束
第3章 面会のきまり
平塚学園復帰の手続
児童相談所長と養護施設長と親権職務代行者の関係
三者三様の親との面会条件
面会のきまり
親権が停止された事を両親に説明
母親、児相に怒鳴り込む
第4章 父も母も妹もイヤ!
この子の病名は?
筆談記録
県立子ども医療センターでの生活が始まる
緘黙と失禁がやんだ!
親との面会に、親権代行者の同席を望まれる
お父さん、怖い
緊縛
年末年始をどこで過ごさせるか
第5章 仮処分のままで!
バンザイ、やった!
父親の精神状態
法制度の欠陥
いわゆる常盤御前判決
押しつけ合い
裁判はどうなっているの?
第6章 精神鑑定
病名は断定ではなく、蓋然性で語られた
望ましい宿泊施設への入所
負のDNA
面会という形の接触が好ましい
父親は専門医の診断治療が必要、母親には助言者を
第7章 禁治産宣告
失望の連続
禁治産宣告の申立て
第8章 新しい施設
早く来たい!
成年後見人制度の発足に伴い、後見人登記
任務終了
第9章 子と親
愛情の飢餓
子と親、双方の成長
第10章 提言
民法八三四条は、時代の要請にこたえられるか
児童虐待事件に弁護士をもっと活用すべきではないか
あとがき

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