主な内容
歴史的なウルグアイ・ラウンド交渉の結果作成された協定により設立された国際機関WTOは今後、世界貿易の中核となるものであり、わが国の経済の繁栄と発展は今後の多角的自由貿易体制の維持、強化に負うところが大きく、このWTO協定についての知識は世界貿易を規律するルールの集大成として、国際貿易の実務、研究にあたって必要不可欠の前提となる。本書は、この協定を実務や研究に携わる方々に使いやすいように配慮し英文と訳文を対照した見開きの形で構成した協定集である。
<内容>
世界貿易機関を設立するマラケシュ協定
附属書一
附属書一A 物品の貿易に関する多角的協定
千九百九十四年の関税及び貿易に関する一般協定
・第二条1(b)の解釈に関する了解
・第十七条の解釈に関する了解
・国際収支に係る規定に関する了解
・第二十四条の解釈に関する了解
・義務の免除に関する了解
・第二十八条の解釈に関する了解
・マラケシュ議定書
農業に関する協定
衛生植物検疫措置の適用に関する協定
繊維及び繊維製品(衣類を含む)に関する協定
貿易の技術的障害に関する協定
貿易に関連する投資措置に関する協定
千九百九十四年の関税及び貿易に関する一般協定
・第六条の実施に関する協定
・第七条の実施に関する協定
船積み前検査に関する協定
原産地規則に関する協定
輸入許可手続に関する協定
補助金及び相殺措置に関する協定
セーフガードに関する協定
附属書一B サービスの貿易に関する一般協定
附属書一C 知的所有権の貿易関連の側面に関する協定
附属書二 紛争解決に係る規則及び手続に関する了解
附属書三 貿易政策検討制度
附属書四 複数国間貿易協定
・国際酪農品協定
・国際牛肉協定
千九百九十四年十月三十日付けの「関税及び貿易に関する一般協定」