主な内容
本書は、既に労災保険制度の基本的な内容を理解した上で労災保険の実務に日頃携わっている方々(企業の労務担当者、社会保険労務士、行政職員等)にも、より正確にかつ本質的に制度を理解していただく助けになる図書として、労災保険の制度上の根拠や考え方をわかりやすく解説したものです。
今回の改訂版では、最近の裁判例・法令・通達等の改正に基づいて初版の内容の一部を加筆・修正しています。
本書の特色
1.構成は、ポイントがわかりやすい「Q&A」方式を採用
2.解説内容には根拠が明らかとなる関係の条文や裁判例を明記
3.執筆は、労災保険制度の研究における第一人者が分担執筆
目次
第1章 労災補償とは
第2章 業務災害
第3章 通勤災害
第4章 業務上の疾病
第5章 労災保険の給付
第6章 使用者等の損害賠償責任
第7章 労災保険給付と損害賠償の調整
第8章 労災保険の管掌と財政