主な内容
本書では、国内の変動要因の推定と、調査会社による世界市場予測を基にした分析の両面から需要予測を実施しています。第5世代移動通信システム(5G)商用サービスが開始されたことによって、ますます増大するネットワークトラフィックに対応するために整備が必要となる通信インフラ機器や、新たなサービスに対応した端末機器の需要予測と技術サービス動向を解説しています。
国内市場予測と世界市場予測ともにグラフを増やして、読みやすい記述内容としていますので、最新の通信機器市場を把握する一助として是非ご活用ください。
【予測対象機種】
・コンシューマ関連機器では、モバイル通信端末(公衆回線付)は、通信の高速化、端末の多様化により予測区分をスマートフォン、フィーチャーフォン、データカード/モバイルWi-Fiルーター、M2Mモジュールの4区分に分割し、それぞれで予測・分析しています。またコードレスホンやパーソナルファクシミリ(複合機を含む)の需要も予測・分析しています。
・ビジネス関連機器では、ボタン電話、PBX、事業所用コードレスホン、ビジネスファクシミリ(複合機を含む)の主要な成長要因や阻害要因を考察し、それぞれを予測・分析しています。
・インフラ・インターネット関連機器では、5Gや4K/8K映像による通信トラフィックの増大を見込んで、デジタル伝送装置、基地局通信装置や固定通信装置などの需要が活性化していくことを踏まえて予測・分析しています。
・世界の通信機器市場では、IHS Markit社データを引用し、携帯電話、デジタル伝送装置、光アクセス機器、基地局通信装置、ルーター・LANスイッチの動向を2020-2024年まで予測・分析し、世界の最新動向等を解説しています。
【目次】
はじめに
第1章 実施要領
第2章 2019年度の実績
1. はじめに
2. コンシューマ関連機器
3.ビジネス関連機器
4.インフラ関連機器
5.インターネット関連機器
第3章 中期需要予測
1.はじめに
1-1. 2020年度見通し
1-2. 中期展望(2021年-2025年)
1-3. 総括表
2.コンシューマ関連機器
2-1. モバイル通信端末 (グローバルと国内市場)
2-2. コードレスホン・パーソナルファクシミリ
3.ビジネス関連機器
3-1. ボタン電話装置・PBX・事業所用コードレスホン
3-2.ビジネスファクシミリ
4. インフラ関連機器
4-1. 局用交換機
4-2. デジタル伝送装置 (グローバルと国内市場)
4-3. 固定通信装置 (地上/ 衛星系)
4-4. 基地局通信装置 (グローバルと国内市場)
5. インターネット関連機器
5-1. ルーター/ LANスイッチ (グローバルと国内市場)
5-2. 光アクセス機器 (グローバルと国内市場)
第4章 情報通信産業関連市場の動向
1. 5Gとローカル5Gの動向
2. IOWNの最新動向
3. 新型コロナ禍後のニューノーマルに
予測対象機種詳細